ChatGPT活用講座の「画面解説編」をご覧いただきありがとうございます。ChatGPTを初めて使う方を対象に、画面の基本的な使い方を解説する内容です。各画面の役割やボタンの意味をあらかじめ理解しておくことで、作業効率が大幅に向上します。
- ChatGPTに会員登録した方
- ChatGPTの有料プランの利用を検討している方
ChatGPTを使い始める前に、この解説動画を通じて基本操作を確認し、スムーズにスタートを切りましょう!
この動画講座の前後の動画は下記のサイトで視聴可能です。
上記の動画は長いので下記の目次に動画のショートバージョンをアップしていますのでご覧ください。
動画の補足としてナレーション原稿を解説的にしたものを追加しておきます。本記事は動画を前提でお読みください。
B01 注意事項
これからChatGPTを利用する際の基本的な操作画面と注意点について解説します。MacとGoogle Chromeの環境を前提にした手順をお伝えします。まずは安全に利用を始めるためのポイントを確認しましょう。
ChatGPTを利用する際は、必ず公式サイトからアクセスしてください。
公式サイトURL: https://chat.openai.com/
- Chromeのアドレスバーに公式サイトURLを直接入力する。
- 検索結果やメールのリンクからのアクセスは避ける。
公式サイトであることを確認しない場合、フィッシング詐欺や情報漏洩のリスクが高まります。
サイトが安全であることを示す「鍵マーク(SSL証明書)」も確認してください。
公式サイトにアクセスすると、ログイン画面が表示されます。
- アカウントをお持ちの場合は、メールアドレスとパスワードを入力してログイン。
- アカウントをお持ちでない場合は、新規登録を行う(GoogleアカウントやMicrosoftアカウントでも登録可能)。
パスワードの管理には、信頼できるパスワードマネージャーを使用することをおすすめします。
操作画面の構成
ログイン後に表示されるChatGPTの操作画面は、以下のような構成になっています:
- 中央の入力窓
- 質問や指示(プロンプト)を入力する場所です。
- 簡単な文章から詳細な指示まで入力可能。
- 左側のサイドバー
- 新しいチャット: 新しい会話を開始します。
- 履歴: 過去の会話を確認(必要に応じて削除可能)。
- 右上のメニューアイコン
- アカウント情報や設定にアクセス。
- プランのアップグレードや言語設定もここから変更可能。
MacとGoogle Chromeでの利用時のポイント
- 快適に利用するための設定
- Chromeは最新バージョンに更新しておきましょう。
- 不要な拡張機能は無効化し、動作を軽快にする。
- ショートカットキーの活用
- Mac
Command + L
/ WinCtrl + L
: URLバーにカーソルを移動して公式サイトにすぐアクセス。 - Mac
Command + R
/ WinCtrl + R
: ページのリロードで動作が遅い場合の対応。
- Mac
- Macの特性を活かした操作
- トラックパッドでスムーズにスクロールし、過去の回答を確認。
Command + Shift + 4
でスクリーンショットを撮り、回答を記録。
トラブルシューティング
- アクセスできない場合
- URLが公式サイトであることを再確認。
- Chromeのキャッシュをクリアして再アクセス。
- 動作が遅い場合
- インターネット接続を確認。
- ブラウザの不要なタブやアプリケーションを閉じる。
まとめ
ChatGPTを利用する際は、公式サイトへのアクセス確認を徹底し、ログイン後の操作画面構成を把握することで、安全かつ効率的に活用できます。特に、MacとGoogle Chromeの特性を活かした操作が、スムーズな利用を支えるポイントとなります。
B02 新しいチャットを開始する
ChatGPTの操作画面左側に表示されるサイドメニューは、スムーズな利用をサポートする重要なエリアです。ここでは、「新しいチャットを開始する」ボタンの機能と活用法について解説します(「プラン」については既に解説済みのため割愛します)。
「新しいチャットを開始する」ボタンの位置と機能
サイドメニューの最上段付近に表示されています。
- 新しいテーマでChatGPTとの会話を始めることができます。
- 現在進行中のチャット内容とは無関係に、別の話題でAIに質問や指示をする場合に使用します。
具体的な使い方
- サイドメニュー上部にある「新しいチャットを開始する」ボタンをクリックします。
- 画面中央の入力窓がクリアされた状態で新しいチャットが始まります。
- 新しいプロンプトを入力することで、新しいテーマについてAIとの会話をスタートできます。
「新しいチャット」のメリット
- トピックの切り替え
- 現在のチャット内容が複雑になっている場合、新しい話題をすっきりと始めることができます。
- 例: 「仕事の効率化について話している途中で、プライベートな旅行プランを相談したい」といった場合に便利です。
- 整理された履歴管理
- 新しいチャットを開始することで、各トピックが個別に保存され、後で見返しやすくなります。
- 過去の会話履歴はサイドメニューから簡単に確認可能です。
注意点
- チャット履歴のリセット
新しいチャットを開始すると、以前の会話内容に基づくコンテキストは引き継がれません。そのため、新しいテーマについて話し始める際には、必要な情報を改めて入力してください。
例: 「前回の売上分析の続き」などの指示をする場合は、改めて売上情報を提供する必要があります。 - 過去の履歴
過去のチャット内容を忘れないよう、必要であれば「履歴」から確認してください。
まとめ
「新しいチャットを開始する」ボタンは、トピックを切り替えて整理された形でAIとの会話を進める際に非常に便利な機能です。用途や目的に応じてこのボタンを活用することで、ChatGPTをより効率的に利用することができます。
B03 検索ボタン
ChatGPTの操作画面上部に配置されている虫眼鏡ボタンは、これまでのチャット内容を効率的に検索するための便利な機能です。以下では、この機能の概要と活用方法、さらにブラウザの検索機能を組み合わせた効率的な操作方法について解説します。
1. 虫眼鏡ボタン(チャット検索)の概要
- 位置: 画面上部に表示されている虫眼鏡のアイコン。
- 機能:
- 過去にChatGPTと行ったすべてのチャット履歴を検索できます。
- 特定のキーワードを入力することで、該当するチャットを迅速に見つけることが可能。
- 使用例:「ビジネス」と検索すると、「ビジネス」というキーワードを含むチャットが一覧表示されます。
2. 虫眼鏡ボタンの具体的な操作方法
画面上部の虫眼鏡アイコンをクリックします。
検索窓に探したいキーワード(例: 「マーケティング」)を入力します。
該当するチャットがリストアップされます。
検索結果の中から目的のチャットをクリックして開きます。
3. ブラウザの検索機能を活用する
過去のチャットを開いた後、その内容から特定の文字列をさらに探したい場合は、ブラウザの検索ショートカットを使用します。
Ctrl + F
Command + F
ショートカットを入力するとブラウザ内に検索窓が表示されます。
チャット内容が長文の場合、「売上」「戦略」などの具体的なキーワードで該当部分を素早く見つけられます。
4. 利用時の注意点
- 正確なキーワード入力:
検索精度は入力するキーワードに依存します。適切なキーワードを選ぶことで、より効率的に目的のチャットを見つけることができます。 - 履歴保存の確認:
ChatGPTの設定で「チャット履歴の保存」がオフになっている場合、検索結果に履歴が表示されないことがあります。必要に応じて履歴保存をオンにしてください。
まとめ
虫眼鏡ボタン(チャット検索)とブラウザの検索機能を併用することで、過去の会話や必要な情報を効率よく探すことが可能です。この機能を活用すれば、ChatGPTをよりスムーズに使いこなすことができ、特定の情報を迅速に再確認することができます。
B04 サイドバーを閉じる
ChatGPTの操作画面左上に配置されたサイドバーボタンは、サイドメニューを開閉する機能を持っています。このボタンを活用すると、チャットエリアを広く使うことができ、より快適な操作が可能になります。
サイドバーボタンの概要
- 位置: 画面左上にあるアイコン。
- 機能:
- サイドメニューの開閉が可能。
- 開閉によってチャットエリアの表示スペースを調整。
操作方法
- サイドメニューを閉じる
左上のサイドバーボタンをクリックすると、サイドメニューが非表示になります。
これにより、画面中央のチャットエリアが広がります。 - サイドメニューを再表示する
再度サイドバーボタンをクリックすると、サイドメニューが再び表示されます。
活用のメリット
- 広い画面での作業が可能
サイドメニューを閉じることで、チャットエリアを広げられるため、長文の回答や複雑なプロンプトを扱う際に便利です。 - 視認性の向上
メニュー項目が非表示になることで、画面がシンプルになり、チャット内容に集中できます。 - 効率的な画面利用
必要に応じてメニューを表示・非表示に切り替えられるため、状況に応じた柔軟な操作が可能です。
利用シーンの例
- 長文の読み込みや編集作業: 広い画面スペースを確保することで、視認性が向上します。
- プレゼンテーションやスクリーン共有: サイドメニューを非表示にして、チャットエリアをフルに活用することで、見やすい表示を実現できます。
まとめ
サイドバーボタンは、画面操作の効率化を図るためのシンプルで便利な機能です。特に長文のチャットや複雑なやり取りが発生する場合、この機能を活用して快適に作業を進めましょう。必要に応じて、メニューを開閉しながら状況に応じた画面調整を行うことが重要です。
B05 チャット履歴
ChatGPTのサイドメニュー中央部には、これまでのチャット履歴が一覧表示されます。この履歴は、過去の会話を効率的に管理・共有するための便利な機能が備わっています。以下では、各機能の概要と操作方法を解説します。
1. チャット履歴の表示と管理
- 履歴の位置:
サイドメニューの中央付近に、過去のチャットが一覧で並んでいます。
チャットごとの名前が表示され、内容を簡単に把握できるようになっています。 - 名前の工夫:
各チャット名をわかりやすく編集し、内容を思い出しやすくするのがおすすめです(例: 「売上分析2023/01」など)。
2. 履歴の操作方法(3点リーダーボタン)
各チャット名の右側に表示されている「3点リーダーボタン」から、以下の操作が可能です。
(1) チャットの削除
不要なチャットを完全に削除します。
- 該当するチャットの3点リーダーボタンをクリック。
- 「チャットを削除」を選択。
(2) アーカイブする
チャットを非表示にし、倉庫に保管するイメージで必要なときだけ参照可能にします。
- 3点リーダーボタンをクリック。
- 「アーカイブする」を選択。
削除せずに履歴を整理できるため、必要に応じて再参照可能。
3. チャットの共有機能
(1) URLで共有
他のユーザー(ChatGPTアカウントを持っていない相手も含む)に、チャット内容をURL経由で共有できます。
(2) 共有リンクの注意点
- 閲覧のみ可能:
共有された人は、リンクを通じてチャット内容を閲覧できますが、新しいメッセージを追加することはできません。 - 新規チャットを開始可能:
相手が共有されたチャットを基に新しい会話を始めることは可能。ただし、オリジナルのチャットの続きは所有者のみが行えます。
(3) 共有の停止
- 画面右上の「設定」を開く。
- 該当チャットの共有を解除する。
まとめ
ChatGPTのサイドメニューは、チャット履歴の管理や共有を簡単に行える便利な機能が充実しています。特に、「削除」や「アーカイブ」で履歴を整理したり、URL共有で他者と内容を共有したりする機能は、業務や学習の効率化に役立ちます。必要に応じてこれらの機能を活用し、より快適にChatGPTを利用しましょう。
B06 プロジェクト機能とチャットの整理
チャットが増えて管理が煩雑になる場合には、プロジェクト機能を活用することで、効率的にチャットを整理整頓できます。この機能により、関連するチャットをプロジェクトごとに分類し、必要なときにすぐアクセスできるようになります。以下では、この便利な機能の操作方法と活用のポイントを解説します。
1. プロジェクト機能とは?
チャット履歴を整理し、関連する会話をプロジェクト単位でまとめる機能です。
- チャットを既存のプロジェクトに振り分ける。
- 新しいプロジェクトを作成する。
- プロジェクトの中身を開閉して視認性を向上する。
2. チャットをプロジェクトに振り分ける
操作方法
- サイドメニューで整理したいチャットを選択。
- ドラッグ&ドロップで、目的のプロジェクトフォルダにチャットを移動します。
例: 「ChatGPT操作画面解説」というチャットを「講座解説系」というプロジェクトに追加。
- シンプルな操作で整理が完了。
- 関連性のあるチャットを一括管理でき、目的の会話を素早く見つけられます。
3. 新しいプロジェクトを作成する
操作方法
- サイドメニュー上部またはプロジェクト管理エリアにある「新規プロジェクト作成」ボタンをクリック。
- プロジェクト名を入力し、作成を完了。
- 必要なチャットをドラッグ&ドロップで追加。
プロジェクト名は直感的に内容が分かるように付けましょう。
例: 「売上分析」「マーケティング戦略」「教育講座」など。
4. プロジェクトの中身を開閉する
操作方法
- プロジェクトフォルダ横にあるフォルダアイコンをクリック。
- フォルダを開くと中身のチャット一覧が表示され、閉じるとコンパクトに整理されます。
- 多数のプロジェクトを持っていても、必要なものだけ開いて管理可能。
- 視認性が向上し、操作性が高まります。
5. プロジェクト機能の活用ポイント
- 関連性でグループ化
テーマや目的別にプロジェクトを作成すると、整理がしやすくなります。
例: 業務別(企画、分析、レポート作成)や期間別(2023年Q1、Q2)など。 - 不要なチャットの整理
古いプロジェクトや不要になったチャットをアーカイブまたは削除しておくと、さらに整理された環境が維持できます。
まとめ
プロジェクト機能は、チャットの管理を効率化するための強力なツールです。特に、関連する会話が増えて複雑化した場合でも、プロジェクト単位で整理することで、迅速かつスムーズに必要な情報にアクセスできます。この機能を活用し、作業環境を整えることで、ChatGPTをより快適に活用しましょう。
B07 プロジェクトの活用
ChatGPTのプロジェクト機能は、プロジェクトごとにチャットや前提情報を整理・管理するための便利なツールです。以下では、プロジェクト選択時の画面構成や主な機能について詳しく解説します。
1. プロジェクトの視認性向上:フォルダアイコンの色分け
フォルダアイコンは、画面上部のプロジェクト表題の上に表示されています。
操作方法
- フォルダアイコンをクリックします。
- カラーパレットからプロジェクトに適した色を選択します。
プロジェクトの性質や進捗状況に応じて色分けすることで、一覧表示時の視認性が向上します。
例: 「進行中」は緑、「要修正」はオレンジ、「完了」は青、など。
2. プロジェクト内のデータ管理
(1) プロジェクトファイルの追加
PDFやWordファイルなどをアップロードし、プロジェクト専用の前提情報として設定可能。
操作方法
- 画面中央付近の「プロジェクトファイルの追加」ボタンをクリック。
- 必要なファイルを選択してアップロード。
アップロードしたファイルの内容は、そのプロジェクト内でのみ有効。他のプロジェクトには反映されません。
例
- 講座改善系プロジェクトに「企業情報のテキストファイル」をアップロード。
- 顧客提案プロジェクトには別途提案資料をアップロード。
(2) 指示の追加
テキストベースで、プロジェクトに関する前提条件や留意事項を設定可能。
操作方法
- 「指示の追加」ボタンをクリック。
- 指示内容を入力(例: 「このプロジェクトでは、講座改善に関する提案を優先してください」)。
- 入力された指示は、プロジェクト内のすべてのチャットに適用されます。
- 長文の場合、ファイルにまとめてアップロードしておくと管理が簡単になります。
3. プロジェクト内でのチャット操作
(1) チャット履歴の保存と確認
- プロジェクト内で作成したチャットは自動的にそのプロジェクトに保存されます。
- 必要に応じて後から確認や変更が可能です。
(2) チャットの移動
- 移動したいチャットの右側にある「3点リーダーボタン」をクリック。
- 「プロジェクトに移動する」を選択し、移動先のプロジェクトを指定。
(3) チャットの削除(プロジェクトから外す)
- 「3点リーダーボタン」をクリック。
- 「このプロジェクトから削除する」を選択。
この操作により、チャットはプロジェクトから切り離されますが、完全に削除されるわけではありません。
4. 前提情報を利用したプロンプトの入力
- プロジェクトに前提情報を設定した後、画面上部の入力欄からプロンプトを入力します。
- 設定された前提情報に基づき、ChatGPTがより的確な応答を生成します。
各プロジェクトに特化した回答が得られるため、目的に合った作業が効率的に進められます。
まとめ
プロジェクト機能は、フォルダの色分けやファイル・指示の追加、チャットの移動や削除といった機能を活用して、プロジェクトごとの情報を独立して管理できる点が特徴です。この機能を活用すれば、関連情報を整理し、業務の効率化や目的達成に大いに役立てることができます。
B08 GPTを探す
サイドメニューには、カスタムGPT(カスタマイズされたGPT)の管理や探索を行う機能が含まれています。以下では、この機能について詳しく説明します。
1. カスタムGPTの一覧表示
サイドメニューには、自分が作成したマイGPTがリストされています。
これにより、過去に作成したカスタムGPTに素早くアクセスできます。
- ビジネス用に特化したカスタムGPT。
- 趣味や学習用途に合わせたオリジナルGPT。
2. 他のユーザーが作成したカスタムGPTを探す
サイドメニューから「GPTを探す」ボタンをクリックすると、世界中のユーザーが作成したカスタムGPTを検索できます。
操作方法
- 「GPTを探す」をクリック。
- 検索窓に目的に合ったキーワードを入力(例: 「マーケティング」「教育」「データ分析」)。
- 検索結果から、興味のあるカスタムGPTを選択して詳細を確認。
- 自分では作成できない高度なカスタムGPTを利用可能。
- 特定の用途に特化したGPTを簡単に見つけられる。
3. サイドメニューのまとめ
- 機能一覧:
- 自分が作成したマイGPTの管理。
- 他のユーザーが作成したカスタムGPTを探索する「GPTを探す」機能。
- 活用のポイント:
- サイドメニューを活用して、目的に応じたGPTを整理・探索することで、作業効率を高めることができます。
- 世界中のユーザーが作成したカスタムGPTを活用することで、新しい発想や便利なツールにアクセス可能です。
まとめ
サイドメニューは、カスタムGPTの管理や探索を行う重要なエリアです。特に「GPTを探す」機能を活用すれば、目的に合ったカスタムGPTを見つけ、ChatGPTの活用範囲を広げることができます。この機能を上手に利用し、より便利で効率的なチャット体験を実現しましょう。
B09 GPTモデルの切り替えと一時チャット
ChatGPTのチャット欄では、利用するAIモデルの選択や、一時的なやり取りに便利な「一時チャット」機能を活用できます。以下では、それぞれの機能と使い方を詳しく解説します。
1. モデル選択
チャット欄の左上に表示されている選択肢から、利用可能なAIモデルを選択できます。
- 利用可能なモデル例:
- ChatGPT-4: 高精度な回答が求められる場合に最適。
- ChatGPT-3.5: 簡易なやり取りやコストを抑えたい場合に適している。
- oワン(または他の特化モデル): 特定のタスクや要件に特化したモデル。
- 切り替え方法:
- 左上のモデル選択欄をクリック。
- リストから希望するモデルを選択します。
- 活用例:
- 分析やレポート作成にはGPT-4を選択。
- 軽い会話や簡単な質問にはGPT-3.5を使用するなど、用途に応じてモデルを切り替えます。
2. 一時チャットの活用
「一時チャット」は、履歴に残らない一時的なやり取りを行うための機能です。
- 特徴:
- 履歴に保存されない: チャット内容は記録されません。
- メモリ非使用: AIモデルが利用者の情報を記録・学習しません。
- 軽い用途に最適: たわいのない会話や、簡単な質問に便利。
- 操作方法:
- チャット欄上部の「一時チャット」ボタンをクリック。
- 通常のチャットと同様に質問や指示を入力します。
- 実際の例:
「一時チャットはどんな時に使う?」と質問してみると、通常のチャットと同じように返答が得られます。 - 活用メリット:
- 軽い会話や試験的な利用に最適:
ちょっとした雑談やテスト目的のやり取りに便利です。 - プライバシー保護:
履歴が保存されないため、重要な情報を扱わずに気軽に利用できます。 - モデルの学習に影響しない:
通常のチャットでは、やり取りがメモリを通じて記録され、学習データに利用される場合がありますが、一時チャットではそれがありません。
- 軽い会話や試験的な利用に最適:
3. メモリについて
- メモリの概要:
メモリは、利用者とのチャット内容を記録し、今後のやり取りでその情報を活用する機能を指します。 - 一時チャットとの違い:
一時チャットではメモリ機能が無効化されるため、過去のやり取りの影響を受けずにフレッシュなやり取りが可能です。 - 詳細解説:
メモリについては、後ほど「設定」パートで詳しく解説します。
まとめ
ChatGPTのチャット欄では、利用するモデルを選択し、一時チャットを活用することで、用途に応じた柔軟なやり取りが可能です。一時チャットはプライバシー保護や軽い利用に適しており、通常のチャットとは異なるメリットがあります。状況に応じてこれらの機能を使い分けることで、ChatGPTをより効果的に活用できます。
B10 おすすめのプロンプト
ChatGPTの画面中央には、プロンプトを入力するためのテキストボックスがあり、その下にある「詳細ボタン」を活用することで、効率的にプロンプトを作成できます。以下では、この機能の使い方とメリットを解説します。
1. テキストボックス:プロンプト入力の基本
画面中央に配置されています。
- 質問や指示(プロンプト)を入力するためのメインエリア。
- ChatGPTに具体的なタスクやリクエストを伝える役割を果たします。
入力のコツ
- 明確な指示を入力: 必要な情報や具体的な要件を含めることで、精度の高い応答が得られます。
例: 「新規商品を宣伝するためのSNS投稿案を3つ提案してください」 - 短い質問もOK: 簡単な疑問や要望も柔軟に対応可能。
例: 「明日の天気は?」
2. 詳細ボタン:おすすめプロンプトを見る
テキストボックスの下に表示されています。
- 「詳細ボタン」をクリックすると、「おすすめのプロンプト」が表示されます。
- 世界中で多くのユーザーに利用されているプロンプト例が一覧として確認可能です。
活用方法
- 詳細ボタンをクリック: 「おすすめのプロンプト」が展開されます。
- プロンプト例を参照: リストの中から、目的に近いプロンプト例を探します。
- プロンプトをコピー&編集: 例を参考に自分の目的に合わせてプロンプトをアレンジします。
おすすめプロンプトの例
- 「新しい事業アイデアを考える方法を教えて」
- 「データ分析レポートの構成を作成してください」
- 「短いスピーチの原稿を書いてください」
おすすめプロンプト活用のメリット
- インスピレーションを得られる:
初めてChatGPTを使う場合や、プロンプトの作成に迷ったときに便利。 - 効率的な作業開始:
よく使われるプロンプトを参考にすることで、効果的なやり取りをすぐに始められます。 - 学習効果:
他のユーザーがどのようにChatGPTを活用しているかを学び、自分の使い方を改善するヒントになります。
まとめ
画面中央のテキストボックスは、ChatGPTとのやり取りを始めるための基本的な操作エリアです。一方、その下にある「詳細ボタン」を利用すれば、世界中のユーザーが活用する「おすすめのプロンプト」を参考にでき、作業効率やアイデアの幅を広げることができます。この機能を適切に活用することで、ChatGPTをさらに便利に使いこなせるようになります。
B11 ファイルを添付する
プロンプト入力欄に並んでいる各アイコンやツールは、ChatGPTをより効率的に活用するための重要な機能を提供しています。ここでは、「ファイルを添付する」ボタンとその関連機能について詳しく説明します。
1. ファイルを添付する機能
テキストファイル、ドキュメント、画像、スプレッドシートなど、多様な形式のファイルをアップロードし、ChatGPTがそれを前提条件として利用できるようにします。
対応するファイル形式
テキストファイル(.txt)、PDF、Word(.doc/.docx)
Excel(.xls/.xlsx)、CSV
PNG、JPEG
PowerPoint(.ppt/.pptx)
利用方法
- 「ファイルを添付する」ボタンをクリック。
- 対応するファイルを選択してアップロードします。
使用例
- PDFの契約書をアップロードし、重要な条項を抜き出して説明してもらう。
- CSVのデータセットをアップロードし、簡易的な分析を依頼する。
- 画像をアップロードして、その内容について質問する。
2. ファイルのアップロード方法
(1) アプリを接続する
ChatGPTをGoogle DriveやMicrosoft OneDriveと接続して、クラウドに保存されたファイルを利用可能にします。
操作方法
- 「アプリを接続する」を選択。
- Google DriveやOneDriveのアカウントにログイン。
- ChatGPTがアクセス許可を求めるので承認する。
- クラウド上のファイルに直接アクセス可能。
- ローカルデバイスに保存されていないデータも利用可能になる。
(2) コンピューターからアップロードする
ユーザーのPCやMacに保存されているファイルを直接アップロードして利用できます。
操作方法
- 「コンピューターからアップロードをする」を選択。
- ファイルマネージャーから目的のファイルを選択。
- ChatGPTにアップロードを完了する。
- クラウドサービスを利用しない場合でも、ローカルファイルを簡単に共有可能。
- 即時利用が可能で手軽。
3. ファイル添付の利点
- 文脈の提供:
アップロードされたファイルを前提条件として、より的確な回答が得られます。 - 効率的なやり取り:
複雑な内容をテキストで説明する手間を省き、必要な情報をファイル形式で直接提供可能。 - 多目的な活用:
データ分析、ドキュメントの要約、画像の内容解釈、プレゼンテーションの構成案作成など、さまざまな用途に対応。
4. 注意点
- プライバシー保護:
アップロードするファイルには、個人情報や機密情報を含めないよう注意してください。 - ファイルサイズ制限:
ファイルのサイズや形式によっては、アップロードが制限される場合があります。事前に制限を確認しておきましょう。
まとめ
「ファイルを添付する」ボタンとその関連機能は、ChatGPTをより効率的かつ多目的に活用するための重要なツールです。クラウドサービスやローカルファイルを活用して、文脈やデータを提供することで、ChatGPTの応答を的確かつ便利なものにすることが可能です。さまざまな場面でこの機能を活用し、作業の効率化を図りましょう。
B12 画像を作る
「ツールボタン」は、ChatGPTで拡張機能や特殊な処理を実行する際に利用します。その中の「画像ボタン」は、OpenAIの画像生成モデル「DALL·E」を活用して画像を生成するための便利な機能です。以下では、操作方法や活用方法について詳しく解説します。
1. ツールボタンの概要
- 位置: プロンプト入力欄の近くに配置されています。
- 主な用途: 拡張機能や特殊な処理を行う際に使用します。
- 「画像ボタン」: 画像生成機能を呼び出す。
- 他のツール(必要に応じて拡張機能やサードパーティとの連携を追加可能)。
2. 画像生成の基本操作
(1) 「画像ボタン」を使用する方法
- 画像ボタンをクリック
- プロンプト入力欄の横にある「画像ボタン」を押します。
- 押すと、入力欄に「画像」と表示された青いテキストが現れます。
- 生成したい内容を入力
- 「猫」と入力して送信します。
- 数秒後に、DALL·Eが生成した猫の画像が表示されます。
(2) プロンプトで直接指定する方法
- 画像ボタンを押さずに、直接プロンプトに「猫の画像を作って」と入力して送信します。
- ChatGPTが自動的にDALL·Eを呼び出して画像を生成します。
(3) デザインやテイストの調整
- 具体的な指示をプロンプトに追加します。
例: 「リアルな黒猫の画像を作って」「カートゥーン風の可愛い猫を描いて」 - 指示に基づいて、DALL·Eがより目的に合った画像を生成します。
3. 画像生成の活用例
- クリエイティブな作業:
- プレゼン資料や企画書で使用するオリジナルイラストの作成。
- SNS投稿用の画像生成。
- アイデアの視覚化:
新商品のパッケージデザインや概念図のプロトタイプ。 - 学習や研究:
概念やアイデアをビジュアル化して説明を補助する。
4. 注意点とコツ
- プロンプトの具体性が重要:
指示が具体的であるほど、生成される画像が目的に近づきます。
例: 「青い空の下で遊ぶ3匹の子猫」 - 生成画像の利用制限:
商用利用や共有時には、DALL·Eが生成した画像のライセンス条件を確認してください。 - 調整と再生成:
必要に応じて再度プロンプトを入力し、複数の画像を生成して比較検討するのがおすすめです。
まとめ
「画像ボタン」を使えば、簡単に画像生成を開始でき、プロンプトを通じてデザインや内容を細かく指定することができます。また、プロンプトだけで画像生成を行う方法も覚えておくと便利です。これらの方法を活用して、ChatGPTを使ったクリエイティブな作業の幅を広げましょう。
B13 検索する
「検索する」ボタンは、ChatGPTにWeb検索を行わせ、最新の情報を取得するための便利な機能です。この機能を活用すれば、ChatGPTの学習データでは対応できない最新の情報や細かいトピックに対応することが可能です。以下では、この機能の概要と使い方を解説します。
1. 「検索する」ボタンの役割
ChatGPTの学習データには期間の制限があるため、最新情報や特定のトピックについて調べる際にWeb検索を行う機能です。
- 必要な情報をインターネットから取得して回答を生成。
- 大きなニュースや広く認知されている話題については、当日の情報を取得可能。
- マイナーな話題や限定的な情報には対応できない場合があります。
2. 操作方法
(1) 手動で「検索する」ボタンを使う
- プロンプト入力欄近くにある「検索する」ボタンをクリックします。
- 検索したい内容をプロンプトに入力し、送信します。
- ChatGPTがWeb検索を行い、結果を基に回答を生成します。
(2) 自動検索
ChatGPTは、ユーザーの指示がなくても、必要だと判断した場合に自動的にWeb検索を行うことがあります。
ユーザーが特定の日付のイベントや最新ニュースについて尋ねた場合。
(3) 検索ボタンの互換性
「検索する」ボタンと「WEBを検索する」ボタンは同じ機能を持っています。どちらを使用しても性能に差はありません。
3. 活用例
- 最新ニュースの確認:
- 「現在進行中の経済ニュースを教えてください」
- 「今日のスポーツイベントの結果を調べて」
- トレンドの把握:
- 「2025年の最新のマーケティングトレンドを教えてください」
- 特定情報の取得:
- 「近くのレストランのレビューを調べて」
- 「新しい技術に関する最新の論文を探して」
4. 注意点とコツ
- 情報の信頼性:
Web検索の結果は、信頼性が高い情報源から取得するよう設計されていますが、必ずしも正確であるとは限りません。重要な情報は別途確認することをおすすめします。 - マイナーな話題への対応:
大きなニュースや広く取り上げられている話題については正確な情報が得られる可能性が高いですが、マイナーな話題や特定のニッチな情報については対応できない場合があります。 - プロンプトの工夫:
具体的なキーワードや内容を含めたプロンプトを入力することで、より正確な結果が得られます。
例: 「2025年のCES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)で発表された新製品を教えて」
5. 「検索する」ボタンのメリット
- リアルタイム性:
最新の情報を取得できるため、ChatGPTの学習データ範囲外の内容にも対応可能。 - ユーザーの利便性向上:
必要に応じて手動検索と自動検索を使い分けることで、スムーズなやり取りが可能。 - 幅広い情報へのアクセス:
ニュースやレビュー、学術情報など、多岐にわたるデータソースを活用。
まとめ
「検索する」ボタンは、ChatGPTをリアルタイム情報に対応させるための強力なツールです。新しい情報やトレンドを把握する際に非常に便利であり、ユーザーが最新の話題をスムーズに取得する手助けをします。この機能を活用して、ChatGPTの可能性をさらに広げてください。
B14 理由について
「理由」ボタンは、ChatGPTに対して、回答理由を詳しく示してもらいたい場合に活用する機能です。このボタンを使用すると、ChatGPTが回答の根拠や経緯をより深掘りして説明します。以下では、この機能の操作方法と活用のポイントを解説します。
1. 「理由」ボタンの概要
ChatGPTの回答に対して、その背景や根拠を詳しく知りたい場合に利用します。
- 通常のプロンプトでも理由を求めることはできますが、「理由」ボタンを使用すると、特に詳細な説明を重視した回答を生成します。
- ChatGPTのoワンモデルを活用して、専門的な根拠や背景を含めた回答が得られるのが特徴です。
2. 操作方法
(1) 「理由」ボタンを使用する方法
- プロンプト入力欄近くにある「理由」ボタンをクリックします。
- プロンプトを入力し、送信します。
例: 「気候変動が経済に与える影響について詳しく教えて」 - ChatGPTが回答理由を含む詳細な応答を生成します。
(2) プロンプトで理由を直接指定する方法
「理由」ボタンを使用せず、プロンプト内で理由を求める表現を含めることも可能です。
「気候変動が経済に与える影響について、理由や具体例を含めて説明してください」
3. 活用例
- 専門的な知識の確認:
「グリーンエネルギーが持続可能性に貢献する理由を教えて」
→ 科学的根拠やデータを元にした説明が期待されます。 - 教育や学習の補助:
「第二次世界大戦が冷戦の始まりにつながった理由を詳しく説明してください」
→ 歴史的背景や関連イベントについて深い理解を得られます。 - 意思決定のサポート:
「このマーケティング戦略が効果的とされる理由を教えて」
→ 戦略の強みや成功事例を交えた詳細な回答が得られます。
4. メリット
- 理解の深度が向上:
回答に対する背景や根拠を詳しく知ることで、回答の信頼性が向上します。 - 説得力のある情報:
回答を他者に共有する際に、根拠が明確であることで説得力が高まります。 - 専門的な応答を重視:
ChatGPTのoワンモデルを利用することで、より高度で深い知識が反映された回答が得られます。
5. 注意点
- 回答の正確性:
ChatGPTの理由提示が十分に正確かを確認し、必要に応じて信頼できる情報源で裏付けを取ることをおすすめします。 - 質問の具体性:
プロンプトが曖昧だと、理由も抽象的になる可能性があります。明確で具体的な質問を心がけましょう。
まとめ
「理由」ボタンは、ChatGPTの回答をより詳しく、根拠に基づいた形で提供してもらうための便利な機能です。特に専門的な内容や学習の補助として活用することで、回答の理解を深めることができます。この機能を活用し、目的に応じた情報をより正確に得られるようにしましょう。
B15 キャンバスについて
「キャンバス」は、ChatGPTの新機能で、文章やコードをクラウド型エディタのように共同編集できるツールです。この機能を使うことで、チャット形式のやりとりを超えた直感的で効率的な編集作業が可能になります。本記事では、キャンバスの具体的な操作方法や特徴について詳しく解説します。
キャンバスの基本操作
プロンプト入力画面で「キャンバス」をオンにすると、入力欄に青字で「キャンバス」と表示されます。プロンプトを実行すると、中央に共同編集画面が現れ、全画面表示にも対応します。
- 画面中央に生成された回答を直接編集可能。
- 右側のキャンバス画面では、文章の選択や書き換えが直感的にできます。
- 左側のチャット画面から指示を送ることも可能。
キャンバス内での具体的な編集方法
- 文章選択とメニューの活用
選択した文章に対して、次のような編集が可能です。- 文字サイズや書体の変更
- 太字や絵文字の追加
- プロンプトで編集指示を送信し、自動調整を依頼
- 段落単位の編集
段落を選択して簡単に指示を送ることで、短縮や強調が可能です。
右上メニューの便利機能
- 編集を1つ戻す・進めるボタン
- 編集前後の差分確認機能
- コピー機能で他のドキュメントとの連携もスムーズに
右下メニューボタンの活用法
- 絵文字の追加・削除
- 自動で適切な箇所に絵文字を挿入。
- 特定箇所の絵文字削除も簡単に行える。
- 最終仕上げ機能
- 指定箇所や全体の表現を調整。
- 言い回しやバージョンの違いを確認可能。
- 読解レベルの調整
- 幼稚園児から大学院生まで、対象読者に合わせた文章修正が可能。
- 漢字の使用制限など、さらに細かい調整もプロンプトで指示可能。
- 文章の長さ調整
- 指定箇所を短縮・拡張する編集が簡単。
- 必要に応じて文字数の具体的な指定も可能。
- 編集提案機能
- 修正が必要な箇所を自動で検出。
- 提案内容を適用するか否かを選択可能。
活用シーンとまとめ
「キャンバス」機能は、ブログやSNS投稿、長文ドキュメントの作成、プログラムコードの編集に特に役立つツールです。直感的な操作性と高度なAI補助によって、作業効率を大幅に向上させることが期待できます。ぜひこの便利な機能を活用し、編集作業をよりスムーズに進めてみてください!
B16 音声モードを使用する
ChatGPTの「音声モード」は、マイクを使って声でAIと対話できる機能です。手がふさがっているときや、キーボード操作が難しい場合に非常に便利です。本記事では、音声モードの利用方法や便利な活用法について詳しく解説します。
音声モードの利用方法
1. 音声モードの起動
- 画面中央にある「音声モードを使用する」ボタンをクリック。
- マイクを通じて直接ChatGPTに話しかけることができます。
2. アドバンスドボイスモードの有効化
音声モードが使えない場合、画面下の「新しいチャットを始める」ボタンを押してください。
アドバンスドボイスモードが有効になると、中央のグレーの丸が色付きの丸に変わります。
3. 返答音声の設定
画面右上の設定ボタンで、ChatGPTの返答時の声を変更可能。
好みの声を選んで、より自然な会話を楽しめます。
実際の利用例
「明日の東京の天気は?」と声で質問すると、ChatGPTが音声を認識し、天気予報を教えてくれます。
会話内容はチャットとして記録されるため、後から確認するのも簡単です。
スムーズな利用のためのポイント
- 周囲が騒がしい環境での注意点
- 質問後にマイクをミュートにすると、余計な物音に反応するのを防げます。
- できるだけ静かな場所で利用することで、誤反応を減らせます。
- 快適な操作のためのコツ
- テキスト入力が難しい場合や、手がふさがっている場面で特におすすめです。
- お好みの声を設定して、リラックスした会話を楽しみましょう。
音声モードのメリット
- 手間の軽減
キーボード操作なしで簡単にAIと会話可能。 - 記録機能
会話内容がチャット形式で保存されるので、見返しもスムーズ。 - 柔軟性
音声設定のカスタマイズで、好みに合わせた利用が可能。
音声モードを活用して、より便利で快適なChatGPT体験をお楽しみください!
B17 スマートフォンのリアルタイム動画 & 画面共有機能
スマートフォン版ChatGPTでは、パソコン版やウェブ版と同様の基本操作に加え、スマートフォンならではの独自機能が利用可能です。これにより、リアルタイムでの対話や画面共有を通じて、より幅広いシーンで活用できます。
主な独自機能
- 動画を撮影しながらのリアルタイム対話
画面左下にあるカメラボタンを押すと、スマートフォンのカメラで撮影中の動画をChatGPTに見せながら会話が可能です。例えば、現場の状況を伝えたり、具体的な物や場面を示しながら質問することができます。 - スマートフォン画面の共有
画面共有ボタンを使用すると、スマートフォンの画面をChatGPTとリアルタイムで共有できます。これにより、資料を見せながらの打ち合わせや、設定画面を確認しながらの操作案内など、ビジネスや日常のさまざまな場面で役立ちます。
活用例
- ビジネスシーン: 資料を表示しながらのプレゼンテーションや、プロジェクトの状況説明に活用。
- 日常生活: 買い物中に商品の選択を相談したり、家電や家具の設置に関する質問を行う。
- 教育や学習: 手書きのメモや問題集を共有して解説を受ける。
スマートフォン版ChatGPTは、持ち運び可能なデバイスを最大限に活用し、さらに便利な対話体験を提供します。特にリアルタイム性を重視する場面で、ぜひ試してみてください。
B18 マイGPTについて
人物アイコンボタンから行える設定について
画面右上にある人物アイコンボタンをクリックすると、設定やカスタマイズに関するさまざまな機能にアクセスできます。その中でも注目すべきは、「マイGPT」機能です。この機能を使えば、自分だけのオリジナルChatGPTを作成し、設定や公開方法を自由にカスタマイズできます。
「マイGPT」の概要と作成方法
マイGPTは、あらかじめ背景情報や回答条件を設定したオリジナルのChatGPTを作成できる機能です。プログラミングの知識がなくても簡単に構築でき、特定の用途やテーマに特化したChatGPTを作ることが可能です。
「GPTを作成する」ボタンをクリックすると、新規作成画面が表示されます。
この画面では、左側が編集用の設定画面、右側がリアルタイムで更新されるプレビュー画面として機能します。
他のユーザーに見える部分です。アイコンや名前は一目で用途が分かるように設定し、説明文でGPTの特徴や目的を伝えます。
初期メッセージとして表示される内容を設定します。
他のユーザーからは見えない部分で、マイGPTの動作を制御します。入力されたプロンプトに対する返答内容やトーンをここで指定します。
ファイルをアップロードして背景情報を提供できます。これにより、特定の情報に基づいた応答を生成できます。
マイGPTに外部でのアクションを実行させる設定です。プログラミングやサーバー設定の知識が必要になります。
公開設定
マイGPTが完成したら、公開範囲を設定します。公開設定は以下のように柔軟に調整可能です。
- 自分だけ
自分専用のGPTとして非公開で使用します。 - リンクを受け取った人
特定の相手に共有する場合に使用します。テスト中のGPTをスタッフ間で共有する際などに便利です。 - 誰でも
他のユーザーが「GPTを探す」で検索した際に表示されるようになります。完成したGPTを公開し、他のユーザーに利用してもらいたい場合に選択します。
実例: マイGPTのプレビュー
現在表示されているのは、弊社が作成したマイGPTの一例です。左側の編集項目で設定した内容が右側のプレビュー画面に反映されるため、他のユーザーからの見え方を確認しながら調整できます。背景情報や動作条件を詳細に設定することで、独自性の高いGPTを構築できます。
「マイGPT」は、自分のニーズや目的に合わせてChatGPTをカスタマイズできる非常に便利な機能です。作成したGPTをうまく活用し、特定の用途や課題に対応できる独自のソリューションを作成してみてください。
B19 ChatGPTをカスタマイズする
「ChatGPTをカスタマイズする」は、現在ログインしているChatGPTアカウントに事前情報を付与し、特定の目的や条件に応じた応答を得るための機能です。企業やプロジェクトでの利用に適しており、効率的な情報共有や統一感のある回答が可能になります。
主な設定項目と活用方法
カスタム指示の登録
カスタム指示に入力した内容は、すべてのプロジェクトやチャットに反映されます。
企業で利用する場合、会社の所在地、事業内容、目的などを登録しておくと便利です。これにより、ChatGPTが企業の背景を考慮した応答を提供します。
URLは直接読み込めないため、経営理念やサービス情報はテキスト形式で入力してください。テキスト量が多い資料は、プロジェクト単位で「ファイルを追加」する方法を活用するのがおすすめです(詳細は前回の解説動画をご参照ください)。
「どのようにChatGPTに回答してほしいですか?」の設定
この項目では、応答のトーンやスタイルを細かく指定できます。
- 使用言語: 日本語、英語などの指定。
- 文章のトーン: フォーマル・カジュアルを選択可能。
- 文章の長さ: 簡潔・詳細などの指定が可能。
- 客観性の有無: 客観的な情報提供か主観的な提案かを選べます。
「ChatGPTの機能」設定
ChatGPT-4で使用するツールの選択が可能です。
特定のツールを利用したくない場合はチェックを外して無効化できます。必要なツールだけを有効にすることで、効率的な作業が行えます。
「新しいチャットで有効にする」オプション
- チェックを入れる: カスタム指示が有効になり、設定した事前情報を基にチャットが進行します。
- チェックを外す: カスタム指示を無視してチャットを開始できます。テーマや用途ごとに切り替えて使えるため、柔軟な対応が可能です。
活用のポイント
- 事前情報の登録: 必要な情報をあらかじめ入力しておくことで、チャットがスムーズになります。
- テーマごとの設定: 新しいチャットごとに設定をオン・オフできるため、用途に応じて使い分けることが可能です。
- ツールの選択: 不要なツールを無効にすることで、ChatGPTの動作をシンプルに保つことができます。
「ChatGPTをカスタマイズする」機能を使いこなすことで、業務効率を向上させ、目的に応じた的確な回答を得ることができます。ぜひ活用してみてください。
B20 設定について
ChatGPTには、利用者が自分の使い方に合わせて調整できる多彩な設定機能が用意されています。このページでは、それぞれの設定メニューの概要と主な機能を解説します。
設定メニューの構成
設定メニューは以下のようなカテゴリに分かれています。
基本的な表示やデータの管理に関する設定。
プロフィールや好みに応じた応答のカスタマイズ。
音声応答に関する設定。
利用データの管理や共有に関する設定。
作成者の情報を管理する設定。
外部アプリとの連携を行う設定。
アカウントの保護に関する設定。
利用プランや支払いに関する設定。
各設定の詳細
一般設定
基本的な表示やデータ管理の設定を行うセクションです。
- テーマ
画面の外観を変更できます。システムのデフォルトに合わせるほか、明るいテーマや暗いテーマを選択可能です。 - データアナリティクスの使用中は常にコードを表示する
データ分析時にコードが常に表示され、結果の再現や確認が容易になります。 - アーカイブ済みのチャット
過去の会話を保存し、必要な際に見返すことができます。アーカイブの解除や一括アーカイブ機能も利用可能です。
パーソナライズ
利用者のプロフィールや好みに基づき、ChatGPTの応答を調整します。
メモリの管理
会話履歴を記憶し、それを基に応答を最適化する機能です。保存されたデータは管理画面で確認や削除が可能です。
スピーチ
音声応答機能の設定です。声の種類や言語を選択できます。
データコントロール
利用者のデータがどのように使用されるかを管理します。
- アカウントを削除する
アカウントと関連データを完全に削除するオプションです。 - すべての人のためにモデルを改善する
匿名化されたデータをAIの改善に役立てる設定。オン・オフの切り替えが可能です。 - リンクを共有する
他者と会話内容を共有するリンクを管理します。共有済みリンクの削除も可能です。 - データをエクスポートする
会話履歴や設定をダウンロードして保存する機能。
ビルダープロファイル
GPTを作成したユーザーの情報を管理します。名前や関連リンクなどを設定できます。
接続するアプリ
ChatGPTと外部アプリを連携させる設定です。Google DriveやMicrosoft OneDriveと連携することで、ファイルのアップロードや共有が簡単になります。
セキュリティ
アカウントの安全を確保するための設定です。
- パスワード変更
アカウントへのアクセスを安全に保ちます。 - 二段階認証
アカウント保護のための追加のセキュリティ機能です。
サブスクリプション
ChatGPTの利用プランに関する設定を管理します。
プランの更新や解約、利用状況の確認が可能です。
まとめ
各設定は、使い方に応じて柔軟に調整可能です。特に、セキュリティやデータ管理に関する項目は、快適で安全な利用のために重要ですので、一度確認してみてはいかがでしょうか?
B21 MacOSアプリをダウンロードする
「Mac OS アプリをダウンロードする」 ボタンは、Mac専用のChatGPTアプリをインストールするためのリンクです。このボタンをクリックすると、インストール用のファイルがダウンロードされます。
Mac OS版ChatGPTアプリの特徴
- 専用アプリとしての利便性
Mac向けに最適化された専用アプリで、ChatGPTをスムーズに利用できます。 - WEB版と同様の使い勝手
基本的な操作性や機能はWEB版と変わらないため、馴染みやすい使用感が特徴です。 - 好みに合わせた選択
WEB版とアプリ版のどちらも利用可能なので、自分の好みに合った環境を選べます。
ダウンロード方法
- 「Mac OS アプリをダウンロードする」ボタンをクリックします。
- 表示されたリンクから、アプリインストール用ファイルをダウンロードします。
- ダウンロードが完了したら、指示に従ってインストールを完了させます。
Mac版アプリは、デスクトップ環境でより快適にChatGPTを利用したい方におすすめです。WEB版と併用して、自分に合った使い方を試してみてください。
B22 プランをアップグレードする
「プランをアップグレードする」 は、ChatGPTの契約プランを選択または変更するための機能です。このオプションを利用することで、利用ニーズに合ったプランへ簡単に切り替えられます。
主な機能とアクセス方法
- 契約プランの選択・変更
現在利用しているプランを確認し、より多機能なプランや必要に応じたプランへ変更することができます。 - アクセス方法
メイン画面左下に表示されているプランのボタンと同じリンク先へアクセスします。そのため、どちらからでもアップグレード画面に移動可能です。
利用シーンの例
- より多くの機能や高い使用制限を必要とする場合。
- 現行プランの内容を見直し、最適なプランに切り替えたい場合。
プランの変更は、使用状況に応じて柔軟に対応できる重要な設定です。特に、利用頻度や必要な機能に応じてプランを見直すことで、快適なChatGPT体験を得ることができます。
B23 ChatGPTの検索拡張機能を取得する
「ChatGPTの検索拡張機能を取得する」 は、Google ChromeでChatGPTをより便利に活用するための拡張機能を追加するオプションです。この機能を使うと、Google検索の代わりにChatGPTを通じた検索結果を直接表示できます。
拡張機能のインストール方法
この項目は、Google ChromeでChatGPTにアクセスしている場合のみ表示されます。
- 「ChatGPTの検索拡張機能を取得する」ボタンを押します。
- Chromeウェブストアが開くので、「Chromeに追加する」ボタンをクリックします。
- 表示されたダイアログで「拡張機能を追加する」を選択すると、拡張機能がインストールされます。
拡張機能の利用方法
拡張機能がインストールされると、Google Chromeで検索する際に、通常のGoogle検索結果の代わりにChatGPTの検索結果が表示されます。
例えば、「猫」と検索すると、ChatGPTが提供するWEB検索結果が即座に表示されます。
通常のGoogle検索に戻す方法
拡張機能を停止したい場合は、以下の手順を実行してください。
- 拡張機能をオフにする
Chromeの「拡張機能」ページから、ChatGPTサーチ拡張機能を無効化します。 - 拡張機能を削除する
拡張機能の管理ページで「削除」ボタンを押し、完全にアンインストールします。
この機能のメリット
- ChatGPTを検索エンジンとして直接利用できるため、質問形式の検索に最適です。
- Google検索を補完する形で、より柔軟な情報取得が可能になります。
ぜひ、この拡張機能を試してみて、検索体験を向上させてください!