みなさん、こんにちは。株式会社火燵です。
今回は「ショート動画を全てのSNSに投稿する際の注意点とおすすめ方法」について解説していきます。
0:17 各SNSのショート動画の最大尺
0:41 BGMをつけた場合の最大尺
1:30 BGM使用時の注意点
2:22 投稿時の注意点
3:05 編集のポイント
4:24 編集の注意点
5:44 まとめ
ショート動画の尺
SNS | 動画の長さ |
---|---|
YouTube | 最大60秒 |
TikTok | 最大10分 |
最大90秒 |
※2022年6月時点
全てのSNSに1回の撮影で動画を投稿するなら、YouTubeの最大60秒を基準として作ってみてください。
BGM付きショート動画の尺
ショート動画の1つの醍醐味で、有名なBGMの使用があるでしょう。各アプリでBGMを付けた場合、動画の尺に制限がかかります。
SNS | 動画の長さ |
---|---|
YouTube | 最大15秒 |
TikTok | 最大3分 |
最大90秒 |
※2022年6月時点
TikTokは最大3分になっていますが、有名な楽曲は15〜30秒が多いです。実質は、そのような秒数で動画を作ることになります。そのため、Instagramとそれ以外(YouTube・TikTok)に分けて考えていただくと良いでしょう。
有名な楽曲を使った動画を全てのSMSで展開したい場合は、やはりYouTubeの最大15秒に合わせる必要があるため、YouTubeを基準に選曲してみてください。
有名なBGMを使う時の注意点
YouTube
YouTubeはパソコンからBGMを付けられません。またYouTubeアプリ内でBGMを付けた場合、収益化できませんのでご注意ください。
TikTok
TikTokに関しては、基本的に有名な楽曲は15〜30秒までが多いです。1分以上のBGMになると、有名な楽曲はほとんどないのでご注意ください。
Instagramは、5秒以上なら自分が持っている動画をBGMとして使用できます。
TikTokは曲のサビだけや人気のところだけなど、曲全体の中で使用できる範囲はあらかじめ決められています。しかしInstagramに関しては、撮影秒数に合わせて楽曲全体から自分でBGMを切り取ることになります。
ショート動画をSNSに投稿する際の注意点
次は著作権についてお話していきます。基本的に著作権というのは、音楽がある条件で使用されることを前提として、権利が発生している場合が多いです。
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例えば、TikTokのアプリ内で音楽付きの動画をダウンロードし、YouTubeやInstagramに展開するのはNGになります。

もしショート動画を各SNSに展開したい場合は、各アプリでそれぞれBGMをつけるか、あらかじめ著作権フリーの楽曲を使うと良いでしょう。
ショート動画の編集のポイント
ショート動画は、主に認知目的で利用されることが多いです。

多くの人に視聴してもらえる反面、視聴者がその動画に興味がないと、すぐに飛ばされてしまいます。
またショート動画の冒頭3秒は、ロング動画でいうサムネイルのようなものです。そのため、冒頭の3秒で視聴継続の意思を強く持たせることが大切です。
編集で大切なポイントは3つです。
1.カットや効果音でテンポの良い動画を作成する
動画は、テンポを重視して作るのが良いでしょう。カットや効果音でテンポよく編集したり、1.1〜1.2倍速で書き出したりするのも良い手法です。
2.流行りのBGMはおすすめに乗りやすい
やはりオリジナルよりも、流行っているBGMの方がおすすめに乗りやすいでしょう。
使用する楽曲が決まっていない場合は、流行りのBGMを使用するのがおすすめです。
その際は、著作権関係に気をつけて利用してください。
3.余ったスペースを有効活用する
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横動画を縦動画にして投稿する場合、拡大すると見えない部分が多くなります。縦のキャンバスに対し、横動画を全体的に表示すると、上下にスペースができます。
この上下のスペースにぼかした動画を背景にしたり、そのままの状態で字幕やタイトルを挿入したりと、スペースを有効活用しましょう。
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
編集の注意点
基本的に60秒以内に収まるように編集する
各SNSに1本の動画を展開したい場合、基準がYouTubeの尺になります。60秒を超えてしまうと、InstagramやTikTokには投稿できますが、YouTubeにはショート動画として投稿できません。基本的には、YouTubeを意識して60秒以内で動画を作ることをおすすめします。
テロップの表示位置に気をつける
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各SNSの右下や左下に、タイトルやボタン関係が表示されます。それに被らないように、テロップ等を配置しないといけません。
これらに被り、大事な部分が見えない動画が時々あるので、必ずチェックしてください。
スマホの機種によって動画がクロップされる
クロップとは、動画の一部が切り取られて見れない状態のことです。
ショート動画は基本的に、スマホでの視聴が前提になります。機種によっては、動画の縦横の一部が少し切り取られてしまいます。そのため、画面いっぱいにテロップやスタンプを配置すると、端の部分が見えなくなることがあります。

なので、なるべく動画の端にテロップやスタンプを置かずに、できるだけ画面の中心へ配置するのを意識してください。
まとめ
以上、「ショート動画を全てのSNSに投稿する際の注意点とおすすめ方法」をお伝えしてきました。
各アプリ内でBGMをつけて投稿する場合は基本的に問題ないですが、不安な方は著作権フリーの楽曲を付けた動画を各SNSに展開する方法をおすすめします。
またショート動画は視聴回数もコメントも割とつきやすいため、作る方も見る方も楽しいメディア形式だと思います。皆さんも楽しみながら、ショート動画の制作を実践してみてください。
不明点は連絡ください。チャンネル登録よろしくお願いします。