みなさん、こんにちは。株式会社火燵です。
前回のDJI Osmo Mobile6とスマートフォンの接続方法に引き続き、今回は初心者向けにDJI Osmo Mobile 6の画面&設定方法を解説いたします。
仕様などはメーカーに直接お問い合わせください。
撮影や設定には、DJI Mimoアプリを使います。まだ会員登録やログインをしてない方は、アプリでスムーズにログインできるようにしてあげてください。
スマートフォンの回転方法
![スマートフォンの縦横切替方法](https://kotatsu.info/blog/wp-content/uploads/2023/11/smartphone-switching.jpg)
スマートフォンが縦向きの場合は、Osmo Mobile 6にある回転マークを2回連打します。
すると、スマートフォンの位置が横向きになります。
画面の解説
![画面の説明](https://kotatsu.info/blog/wp-content/uploads/2023/11/dji-mimo-buttons.jpg)
今回解説するボタンは、上記画像のとおりです。
一部、カメラ内の画面と色がかぶっているボタンは加工し、見やすくしております。
自撮りの方法
![インカメラの切り替え](https://kotatsu.info/blog/wp-content/uploads/2023/11/incamera-change-button.jpg)
画面右上の回転マークをタップすると、撮影を外側のレンズからインカメラに切り替えます。
追尾モードだと、ジンバルが撮影者の顔を追いかけてくれます。これで、自撮り撮影ができます。
美顔効果
![美顔効果ボタン](https://kotatsu.info/blog/wp-content/uploads/2023/11/facial-effects.jpg)
画面左下にあるOFFボタンで、美顔効果をつけられます。
インカメラにし、「自動」を解除します。
![小顔度100と自動補正の比較](https://kotatsu.info/blog/wp-content/uploads/2023/11/small-face-effect-before-after.jpg)
小顔度をアップすると、顔が小さくなります。
![小顔・美肌・美白・瞳を拡大・明るさ・顔色 すべて100にしたものと自動補正の比較](https://kotatsu.info/blog/wp-content/uploads/2023/11/facial-effects-after-before.jpg)
他にも、美肌効果、美白、目の拡大などの設定次第で、誰でもイケメン・美女になれます。
![美顔効果 設定一覧](https://kotatsu.info/blog/wp-content/uploads/2023/11/facial-effects-list-line.jpg)
自動顔補正ボタンもあります。ぜひ試してみてください。
各ボタンの説明
ジェスチャー操作
![ジェスチャー操作の設定ボタン](https://kotatsu.info/blog/wp-content/uploads/2023/11/gesture-operate-setting-button.jpg)
![ジェスチャー操作設定](https://kotatsu.info/blog/wp-content/uploads/2023/11/gesture-operation-setting.jpg)
録画ボタンの下側にある、OFFボタンで設定できます。
ジェスチャー操作する方はチェックを入れてください。
撮影したものを確認する
![撮影したものを確認する再生ボタン](https://kotatsu.info/blog/wp-content/uploads/2023/11/video-play-button.jpg)
画面下側にある再生ボタンで、今まで撮り溜めたものを確認できます。
ズーム率の切り替え
![ズーム率の切り替え](https://kotatsu.info/blog/wp-content/uploads/2023/11/zoom-rate-button-1021x1024.jpg)
画面下側の「1.0x」と書かれたところです。
それの右や左にタップすると、「3.0x」「0.5x」となります。
0.5xが広角、1xが普通、3.0xが3倍ズームです。
こちらでズーム率の確認をしましょう。
ホームボタン
![ホームボタン](https://kotatsu.info/blog/wp-content/uploads/2023/11/home-button.jpg)
画面左上のホームボタンを押すと、「DJI MIMO」アプリ側に移動します。
画面の左上にある「機器」ボタンで、操作が戻ります。
カメラ設定
Osmo Mobileを使用する際、非常に大事なボタンがあります。
スマートフォンとの接続方法でも解説した、画面左下(縦向きなら画面左上)の3点リーダーです。
![三点リーダーボタン](https://kotatsu.info/blog/wp-content/uploads/2023/11/three-point-leader-button.jpg)
![カメラ設定](https://kotatsu.info/blog/wp-content/uploads/2023/11/camera-setting.jpg)
これを押すと、カメラ設定が出てきます。
グリッドを表示する
![グリッド線 ON](https://kotatsu.info/blog/wp-content/uploads/2023/11/grid-on.jpg)
「グリッド線」を入れると、3分割構図で撮影する時に使うグリッドが表示されます。
![グリッド線 OFF 画面](https://kotatsu.info/blog/wp-content/uploads/2023/11/grid-off.jpg)
![グリッド線 ON 画面](https://kotatsu.info/blog/wp-content/uploads/2023/11/grid-line-on-view.jpg)
他には「グリッド線と対角線」があります。
![グリッド線と対角線 ON](https://kotatsu.info/blog/wp-content/uploads/2023/11/grid-diagonal-line-on.jpg)
![グリッド線 OFF 画面](https://kotatsu.info/blog/wp-content/uploads/2023/11/grid-off.jpg)
![グリッド線と対角線 ON 画面](https://kotatsu.info/blog/wp-content/uploads/2023/11/grid-diagonal-line-view.jpg)
表示されたラインに水平線や地平線、貴重な人物など、撮影したいものを置くと構図が安定すると言われています。
![グリッド線 線と交点](https://kotatsu.info/blog/wp-content/uploads/2023/11/grid-line-red.jpg)
![グリッド線と対角線 線と交点](https://kotatsu.info/blog/wp-content/uploads/2023/11/grid-diagonal-line-red.jpg)
構図が苦手な方はグリッドを設置して、交点・交線に主役となるものを持ってくるクセを付けましょう。
ジンバル自動キャリブレーション
さらに大事なのが、前回のDJI Osmo Mobile6とスマートフォンの接続方法でも解説した「ジンバル自動キャリブレーション」です。
![ジンバル自動キャリブレーションの開始方法](https://kotatsu.info/blog/wp-content/uploads/2023/11/gimbal-auto-calibration_flow.jpg)
撮影前に平らな場所に置いて、必ずジンバル自動キャリブレーションを行ってください。
これにより、Osmo Mobileの手ブレ補正の性能がずいぶんと上がります。
何かおかしいなと思ったら、ジンバル自動キャリブレーションを行いましょう。
初心者チュートリアル
![初心者チュートリアル](https://kotatsu.info/blog/wp-content/uploads/2023/11/beginner-tutorial.jpg)
左下側の四角が4つあるボタンから、一般設定ができます。
特に初心者が見ておいた方がいい機能は「初心者チュートリアル」です。
知りたい機能が載っていますので、時間ある方はチェックしましょう。
解像度とFPSの設定
![解像度とFPSの設定ボタン](https://kotatsu.info/blog/wp-content/uploads/2023/11/resolution-fps-setting.jpg)
画面左側のまんなか中ほどにある「1080 30」と書いているボタンでは、解像度とFPSを設定します。
![解像度とビデオフレームレートの設定](https://kotatsu.info/blog/wp-content/uploads/2023/11/resolution-fps-menu-1024x670.jpg)
上側に「解像度&FPS」、下側に「ビデオフレームレート」とありますが、これは表記間違いです。
正しくは上側が「解像度」、下側が「ビデオフレームレート」です。
初心者の方は、基本的に「1920 x 1080」の「30fps」を選んでおけば良いでしょう。
解像度
普段使いなら「1920 x 1080」、4Kの高解像度で撮りたいなら「3840 x 2160」が良いでしょう。
解像度とは極端な話、人間でいう身長です。
画像の大きさ、ピクセルの集まりの数を示します。
普段撮影したものをすぐにストレージやSNSにアップする方は、高解像度の「3840 x 2160」でいいでしょう。
しかし、スマートフォンに蓄積する、もしくはあまり消さない方は「3840 x 2160」にしておくと、スマートフォンのストレージを圧迫してしまいます。
そのため、基本的に「1280 x 720」か「1920 x 1080」がおすすめです。
ビデオフレームレート
24fpsで撮影すると、映画のような仕上がりになります。基本は、30fpsで大丈夫です。
スローにする場合は、60fpsが良いでしょう。
撮影モード
![撮影モードの切り替え](https://kotatsu.info/blog/wp-content/uploads/2023/11/movie-shooting-mode.jpg)
![マニュアルとオートの切り替え](https://kotatsu.info/blog/wp-content/uploads/2023/11/manual-auto-select.jpg)
先程解説した「1080 30」ボタンの上にある「M」ボタンでは、撮影モードをマニュアルかオートか選択できます。
オート撮影
![オート撮影の設定方法](https://kotatsu.info/blog/wp-content/uploads/2023/11/auto-shooting-mode.jpg)
オートでは、ISOもシャッタースピードも自動調整してくれます。
明るさは、EV値で微調整します。
少し暗いならEV値をプラスに、明るすぎるならマイナスにしましょう。
マニュアル撮影
![マニュアル撮影のおすすめ設定内容](https://kotatsu.info/blog/wp-content/uploads/2023/11/manual-shooting-mode-1024x836.jpg)
マニュアルは、ISOとシャッターを手動設定できます。
デジタル補正
暗いものを明るくする
明るすぎるものを暗く補正する
デジタル一眼レフやビデオカメラで撮影している時は、基本形としてISOを100で考え、シャッタースピードを1/60に設定します。
その上で暗いならISOを上げ、明るいならシャッタースピードを速くします。
シャッタースピードは、1/60よりも分母の数を大きくして調整しましょう。
ISOの設定方法
![最大ISO設定](https://kotatsu.info/blog/wp-content/uploads/2023/11/auto-max-iso.jpg)
ISOを「AUTO」にすると「MAX」が設定できます。
これで「ISOは800以上にすると画質が悪くなるから800以下で使います」という設定ができます。
ISOは3200まで上げてしまうと、明るすぎて使いものになりません。ご注意ください。
白いものの質感が飛んでいる状態は良くないため、明るさを適正にする癖をつけましょう。
![ISO100](https://kotatsu.info/blog/wp-content/uploads/2023/11/ISO-100.jpg)
![ISO3200](https://kotatsu.info/blog/wp-content/uploads/2023/11/ISO-3200.jpg)
シャッタースピードの設定方法
シャッタースピードは、1/30に設定すると明るくなります。
1/60よりも1/30の方が、光を取り込む量が多くなるためです。
一方で、1/60から分母の数を大きくしていくと画面が暗くなります。
![シャッタースピード 1/30](https://kotatsu.info/blog/wp-content/uploads/2023/11/shutter-speed-30-1.jpg)
![シャッタースピード 1/60](https://kotatsu.info/blog/wp-content/uploads/2023/11/shutter-speed-60-1.jpg)
![シャッタースピード 1/8000](https://kotatsu.info/blog/wp-content/uploads/2023/11/shutter-speed-8000-1.jpg)
マニュアル撮影設定のまとめ
ISOを上げる
シャッタースピードを1/60から分母を大きくする
まとめ
初心者向けに、Osmo Mobile 6の画面の見方と設定についてお伝えしました。
スマートフォンと接続する方法につきましては、前回のブログ記事をご覧ください。
仕様などはメーカーに直接お問い合わせください。