Indeed内企業ページに動画が掲載可能
みなさん、Indeed内に企業ページを作れるのをご存知ですか?
Facebookで言うところのFacebookページのようなものです。Indeedの「企業ページ」は求人を掲載する企業が自社の紹介やブランディングを行うことができるページ、という位置付けになります。
Indeedは企業なら誰でも無料で求人を出稿することができますが、企業ページの作成にはIndeedの審査が必要です。審査基準は分かりませんが、弊社でも審査に通過したのでほとんどの場合どの企業でも審査は通るのではないでしょうか。
実はこの企業ページ。無料で動画を掲載することができます。
無料ですので掲載しないと損です。
Indeed経由で応募する求職者は動画を観てからが多い
最近の傾向としては応募者は動画を観た後に応募する傾向が強い事が分かって来ています。Indeedさんが主催するセミナーなどに参加した事のある方は既にご存知の事実だと思います。
企業ページへの動画掲載は、「文字」「画像」「動画」の各コンテンツを3つのグループとして捉えて最大5つまで掲載可能です。(※2019年11月現在)
毎月25万円以上の有料求人出稿を行なっている会社については表示方法など選択肢が広がるようですが、採用の本質はサイトの見栄えではなく企業の魅力がストレートに伝わることです。
求人広告や採用サイトのデザインがよければ応募が多いわけではありません。採用サイトを作る予算がなければIndeed企業ページに動画を掲載したりして企業情報を魅力的に発信するだけでOKです。
掲載するべき動画の個数
では企業ページに掲載するべき動画の本数と内容についてはどんなものが良いのか。弊社でおすすめする内訳は下記です。
- 動画=会社紹介動画
- 動画=スタッフ紹介(新卒の場合入社1〜3年前後、1分前後で2人など)
- 動画=スタッフ紹介(新人に教育する係りの年齢層。1人で120秒など)
- 写真
- 文字
Indeedの企業の魅力ページは掲載できるコンテンツ数は5つです。数が限られますので写真を5枚掲載するなら、写真10枚で構成されたスライドショー動画を1本アップした方が効率です。そう考えると動画が一番相性が良いように思えます。
実際に、採用活動に動画を活用するとどのような数字が取れるか、データを見ていきましょう。
Indeed向けの企業プロモーション動画
まず電車内で観られることも想定して全編無音でも視聴者に伝わるように会社概要動画を作るのが良いでしょう。
時間については短め90秒前後が理想です。短ければ短い方がいいですが、真剣に就職を検討する人は3分でも最後まで観ますので、長さよりも単なる事業紹介動画にしないことをオススメします。今から就職したい人が魅力的だと思う内容が理想です。
会社の独自制度や福利厚生、SDGsに代表される社会的活動などをしっかりと落とし込んでいきましょう。
弊社事例で見ると、企業プロモーションは適切な場所に掲載する事ができれば3:30の動画でも再生率は55%、最後まで観る人は40%超と真剣に企業の情報を収集しようとしているのが分かります。
デザインだけで動画の良し悪しを判断しているような傾向はほとんどなく、自分の知りたい情報にマッチしていれば最後まで観られる傾向があるようです。
動画制作においても他社の真似ではなく、企業の魅力を最大限に発信する事が求められます。
意外と求職者が観ているスタッフ紹介動画
スタッフ紹介動画もよく観られるコンテンツの代表格です。予算的観点、視聴されやすさで言うと、企業プロモーションよりもスタッフインタビューの方が動画制作ハードルは低いですし、コスパも良いでしょう。
約1:30の動画で平均的な再生率は65%、就職検討でページに来た方の60%ほどが動画を再生しています。また最後まで観ている人は45%と高い数字となっています。
就職を検討している人が実際に働いている人の人物像や働きがい、勤務スタイルがどのようなものなのか検討している事が分かります。
役員や社長のインタビューは同業者や経営層には見られるようですが、就職検討者には人気が無いようです。データとしては、スタッフインタビューに比べて20%ほど観られない、と言うデータが出ています。
Indeedの企業の魅力の掲載枠は5つです。役員インタビューなどは会社のホームページの会社概要や役員挨拶などに掲載して、Indeedではあまり優先度を高くしない事をおすすめします。
男女混合の職場であれば、若いスタッフのインタビューの方が見られる傾向が若干高いようです。男女間の差は余りありませんが、女性の方が若干観られる傾向があるようです。
40代以降のインタビューはベテラン採用に効果的です。若手を募集したい場合は、若いスタッフへのインタビューを、ベテランを募集したい場合はベテランへのインタビューをおすすめします。