みなさまこんにちは。弊社でもウェブサイト制作によく使用しているCMS、WordPressの使い方を何回かに分けてお伝えしております。
今回は、WordPressで表を挿入する方法をお伝えいたします。
データや比較などの表を記事に入れたいときは、「テーブル」ブロックを使いましょう。このブロックでは、簡単な表を作成できます。
エクセルやGoogleスプレッドシートで作成した表を入れたい場合は、コピーペーストすれば挿入できます。ただし、セルに適用していた色や文字装飾は、すべて消えてしまいます。ご注意ください。
テーブルブロックを挿入する
「テーブル」ブロックを選択します。
カラム数は、列数のことです。
スタイルを変更する
表のデザインは、右メニューバーから2種類より選べます。
枠線のみのスタイル
枠線を消して奇数行の背景色を変える
配置変更
ブロックメニューから、表全体の配置を左寄せ、中央揃え、右寄せにできます。
もう一度選択すると解除され、横幅いっぱいに配置されます。
列内の文字位置も、ブロックツールから変更できます。デフォルトだと左寄せですが、中央や右寄せにもできます。
ただし、エクセルのように個別セルでの文字配置変更はできません。あくまで列ごとのみです。
表の設定
右メニューバーから、以下の3つを設定できます。
- 表のセル幅を固定
- ヘッダーセクション
- フッターセクション
「表のセル幅を固定」は、各列の幅を統一してくれます。
セルによって文字数が違う表で、幅がアンバランスになる場合にオススメです。
「ヘッダーセクション」と「フッターセクション」は、項目名を記述するための行を新しく追加します。
「ヘッダーセクション」は表の一番上に、「フッターセクション」は一番下に追加されます。
行数が長い表なら、「フッターセクション」に「ヘッダーセクション」の項目名と同じ文言を入れるのをオススメします。これなら、一番上の行がスクロールで隠れても、それぞれの列が何なのかが分かります。
色設定
右メニューバーから、表全体の文字や背景の色を変更できます。
文字色を変更すると、枠線も同じ色になります。
背景色は、「デフォルト」スタイルだと表全体が変わります。
「ストライプ」スタイルの場合は、ヘッダーとフッター、偶数行の背景色が変わります。
他にもセルや列、行ごとに背景色を変えたいところですが、2021年8月現在のGutenbergではできません。これが、エクセルから表をコピペしたときに、色が消える理由です。
そのため、このような色つきテーブルは作れません。
行と列の追加・削除
ブロックツールバーにある、表のようなアイコンからは、行や列の追加、削除ができます。
ですが、エクセルのように行や列、セルの結合はできません。
このような結合セルがある表を、エクセルからコピーペーストすると崩壊します。
結合しない表に整えてから、コピーペーストしましょう。
表のキャプション
表の下にある小さなテキストエリアには、説明が入れられます。
必須ではありませんが、画像ブロックと同じく、この表が何なのか分かるように記述しておきましょう。
文字装飾も使えます。詳しくは下記ページをご覧ください。
画像を挿入する
セル内に画像を入れたい場合は、「インライン画像」を使用しましょう。
「インライン画像」の挿入方法については、こちらの「インライン画像を挿入」の項目をご覧ください。
以上、表の挿入や編集方法を解説しました。
その他のブロックについての解説は、WordPressレクチャーからご覧ください。