みなさん、こんにちは。株式会社火燵です。
前回、Mouseflow(マウスフロー)の無料トライアルお申し込みから計測開始までの流れをご紹介いたしました。
今回は無料トライアル開始後、ログイン後の管理画面と基本的な設定をご紹介します。
Mouseflowのログイン方法
その前に、Mouseflowにログインする方法をご案内します。
こちらは2024年2月現在のログイン方法とスクリーンショットとなっています。アップデートなどで変わる可能性がございます。
ログイン後の管理画面
ログイン後の画面がこちらです。
Mouseflow(マウスフロー)では、どのような設定ができるのか解説していきましょう。
今回は、ヘッダーとサイドバーで分けてご紹介します。
ヘッダーメニュー
まずはヘッダーメニューから解説いたします。
ステータス
計測ができているなら、「ステータス:Recording」と表示されます。
選択すると、現在のプランであとどれぐらいレコーディングが保存できるか確認できます。
マイウェブサイトを管理
ウェブサイトのドメイン名を選択すると、メニューが表示されます。
その中の「マイウェブサイトを管理」を選択すれば、管理中のウェブサイト一覧が開きます。無料トライアルでは、1つのウェブサイトのみ表示されます。
緑色の丸(●)は、現在計測(レコーディング)ができていることを表しています。
マウスオーバーすると、その左隣にトラッキングコードを確認できるボタン()が表示されます。
クリックすれば下記のポップアップが開き、トラッキングコードを確認できます。
もし、トラッキングコードがなにかの手違いで消えた、実装できてないページがあったなど、なにかあればこちらから確認しましょう。
一覧にあるウェブサイトを選択すれば、ダッシュボードの画面に戻れます。
ヘルプメニュー
「ヘルプ」を選択すると表示されるのは、すべてMouseflowの英語サイトへのリンクです。
ドキュメンテーション
「ドキュメンテーション」は、設定や機能の説明、よくある質問などが英語で書かれています。ブラウザの翻訳機能を使えば、日本語でも読むことは可能です。
機能を提案する
「機能を提案する」は、新しい機能をユーザーがリクエストしているページに繋がります。こちらも英語です。
リンク先:https://mouseflow.uservoice.com/forums/50503-mouseflow-feature-requests
「サポートに問い合わせる」をクリックすると、右下にあるウィンドウが大きく開きます。
こちらも英語表記です。
このように、Mouseflowは元々海外のツールであるため、ヘルプはほぼ全て英語表記となっています。
英語が苦手な方や、翻訳ツールを通しても分からないことがあれば、無料トライアル開始時にご連絡いただいたMouseflowカスタマーサポートにお尋ねしましょう。
ユーザー設定
前回のブログ記事で言語設定を変更する際に選択した、右上にあるご自身のアカウントメニューです。
次は、この3つを詳しく解説していきます。
マイプロフィール
「マイプロフィール」をクリックすると、この画面が表示されます。
各項目に分けて解説していきます。
名前・ユーザーの役割・言語・タイムゾーン
前回でもご紹介した、名前やユーザーの役割、言語、タイムゾーンを設定する項目です。
E-mail・パスワード・2段階認証
メールアドレスとパスワードが変更できます。
「変更」をクリックすると、それぞれポップアップウィンドウが表示されます。そのポップアップウィンドウのフォーム欄に従って入力したら、「保存」して完了です。
セキュリティを強化したい方は、2段階認証が設定できます。
2段階認証を「オン」にすると、このようなポップアップ画面が表示されます。
ポップアップウィンドウの内容に従い、スマートフォンかタブレットに認証アプリをダウンロードして、設定を行いましょう。できたら、右下にある「2段階認証を有効化」を選択します。
E-mail購読
「オン」にしておくと、毎週月曜日の21時頃に、前週の計測結果がメールで送られてきます。
デフォルトでは「オン」になっておりますので、もし不要でしたら「オフ」にしておきましょう。
API
APIキーを発行できる画面が表示されます。
APIキーを再発行する場合は、「Roll Key」をクリックしましょう。
無料トライアルの時点でも、APIキーの発行は可能です。APIキーを扱える技術をお持ちの方は、機能を試してみてはいかがでしょうか。
英語ではありますが、APIドキュメントもあるようですので、チェックしてみてください。
ログアウト
「ログアウト」を選択すると、そのままMouseflowからログアウトできます。
一瞬「ログアウト」と表示された後、「正常にサインアウトしました」と表示されます。
これで完了です。
左サイドメニューバー
続いて、左サイドメニューバーを解説していきます。
一番最初に表示される画面です。アクセス概要やデバイス、レコーディング一覧などを全て1画面で確認できます。レポートを追加したり、ダッシュボードを作成したりできます。
サイトに訪れたユーザーの動きを動画で確認できます。
ユーザーがページのどの部分をよく見ているか分析できます。
ページの遷移をフィルタリングして分析します。
フォームのどの項目まで入力して離脱したか、入力に時間がかかった項目はどれか、送信エラーが起きたのはどれぐらいか、などが分析できます。
特定のページや行動を行ったユーザーに対して、メッセージやアンケートなどを表示できる機能です。
計測の設定を確認できます。無料トライアルでは設定の変更はできません。
今回は「設定」について解説します。
設定
計測に関する設定の内容を確認できます。サブドメインを追加したり、ご自分のアクセスを計測から除外したりなど、さまざまな設定ができます。
ただし、無料トライアルの時点では確認のみで、カスタムタグを除き編集はできません。
検証する上で「ご自身のアクセスを除外したい」「その他の設定を試してみたい」といった場合は、Mouseflowカスタマーサポートへ依頼しましょう。どのような設定を行いたいかお伝えすると、サポートが代行して対応していただけます。
どんな設定項目があるのか、上から順に解説していきましょう。
設定
ウェブサイトの情報に関する設定を行う項目です。
ヘッダーメニューで現在サイトURL(ドメイン)になっているところや、「マイウェブサイトを管理」にあるサイトURL(ドメイン)の部分にあたります。
どのような目的やジャンルのサイトか、下記から選択します。
- ファッション・小売
- 電気通信
- 製薬・ヘルスケア
- Saas
- チャリティ / 非営利組織
- 旅行・観光
- 金融・保険・法務
- ギャンブル/賭博
- ゲーム・スポーツ
- 公共・政府
- エンターテイメント / メディア
- 教育
- 消費財
- ブログ / 個人的なサイト
- 製造業
- 配送・物流
- 自動車
- その他
他のドメインとまたがって同一サイトを運用している、サブドメインがあるなどの事情があるなら、対象となる他のドメインを追加します。
計測の設定
一部だけ計測をしたいときに設定する項目です。全てのページ、訪問ユーザー全ての動きをレコーディングしたいのであれば、そのままで構いません。
「一部のページ」を選択すると、計測するページを指定できます。
例えば、https://site.com/product/
の下層ページのみ(https://site.com/product/page1/
など)を計測したいのであれば、「で始まる」「/product/
」と記入します。
プランの都合で、レコーディングを制限したいときに使用します。
例えば「50%」に設定すると、サイトに訪れたユーザーのうちの50%しかレコーディングされなくなります。
カスタムタグ
特定のボタンや画像などをクリックしたり、マウスオーバーしたときの動きをフィルタリング、記録したいときに便利な機能です。これは無料トライアルでも使えます。
下記の記事にて、使い方を説明しています。
プライバシーの設定
プライバシーのため、計測対象から除外する重要な設定です。
できれば、「EUのトラフィックをブロック」「DO-NOT-TRACKを優先」も「はい」にしておくと良いでしょう。
「IPアドレスの除外」で、IPアドレスごと計測から除外できます。
ただし、無料トライアルでは変更できません。
検証する上で「ご自身のアクセスを除外したい」「その他の設定を試してみたい」といった場合は、Mouseflowカスタマーサポートへ依頼しましょう。どのような設定を行いたいかお伝えすると、サポートが代行して対応していただけます。
除外&ホワイトリスト
プライバシーなどの関係で、計測しないエリアを選択できます。例えばボタンや入力エリアなど、ページ内の一部を計測から除外します。
「Visual Privacy Toolを開く」をクリックすると、計測サイトのURLが表示されます。
「ページを開く」をクリックすると、新規タブで入力したURLが開き、専用ツールが表示されます。
無料トライアルではページ自体が開きませんのでご注意ください。
詳細設定
その他の詳しい設定が行なえます。
複数ページのURLを一つに統合して計測したいときに使います。
例えば、https://site.com/product/page-1
とhttps://site.com/product/page-a123
があるなら、これらのヒートマップを「Product Page」に結合する、といった設定ができます。
URLのパラメータ(https://site.com/page?id=a123
なら ?id=a123
)で別々のページとしてヒートマップを作成します。
例えば、https://site.com/page?id=a123
とhttps://site.com/page?id=b456
が別々のページコンテンツだとしても、ヒートマップではこの2つとも「/page
」として一括りに計測してしまいます。?
の後のid
をクエリ変数とすることで、/page?id=a123
と/page?id=b456
を個別のヒートマップとして計測できます。
クレジットの関係で、毎月のレコーディング上限を決めたいときに設定します。
こちらの機能は、通常では利用できません。
- グロースプラン以上をご使用中
- サイトごとのレコーディング上限の割り振りを変更したいとき
これらの場合に、Mouseflowサポートへご連絡いただければご利用できます。
インストールの流れ
設定画面の一番下(詳細設定の下)には「 インストールの流れ」というボタンがあります。
「 インストールの流れ」をクリックすると、マイウェブサイト管理画面の「トラッキングコード()」をクリックしたときと同じポップアップウィンドウが表示されます。
サイトに合わせた計測設定を行おう!
以上、Mouseflow(マウスフロー)は、このように運営しているサイトのシステムや構造に合わせた計測設定が行えます。
残念ながら、無料トライアルでは設定項目の確認しかできません。もし無料トライアルでも行いたい設定がある場合、Mouseflowカスタマーサポートへ依頼すれば、代行していただけます。
その他に「このサイトはこのような仕様でここを計測したい」「ここは諸事情で計測できないが、このボタンのクリック計測は行いたい」など細かいご希望があれば、Mouseflowカスタマーサポートにご相談してみましょう。
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