みなさまこんにちは。弊社でもウェブサイト制作によく使用しているCMS、WordPressの使い方を何回かに分けてお伝えしております。
今回は、WordPressでボタンリンクを挿入する方法をお伝えいたします。
ボタンブロックの挿入方法
リンクをボタンで載せたいときは「ボタン」を使用します。
ボタンブロックの編集
挿入したら、「テキストを追加…」と書かれたところに、ボタンの文言を記述します。
「🔗」マークでリンクをつけましょう。「新しいタブで開く」かどうかも設定できます。
文字装飾や、インライン画像の挿入もできます。
ボタンブロックの配置変更
ブロック内のボタンを選択した状態だと、該当のアイコンがツールバーに表示されません。ご注意ください。
右メニューバーでの編集
それでは、右メニューバーでいろいろいじっていきましょう。
スタイル
塗りつぶし(枠線なし)か輪郭(枠線付き)を選択できます。デフォルトは「塗りつぶし」です。
タイポグラフィ
ボタンのフォントサイズを変更できます。
色設定
文字と背景の色を設定します。
幅の設定
ボタンの横幅サイズを設定します。
ボタンの追加と編集
新しいボタンを追加で並べて配置したいなら、ボタンの横にある「+(プラスボタン)」から新しいボタンをクリックしましょう。
横にボタンが追加されました。
個別でボタンのデザインを設定できます。
順序変更
ボタン配置の順番を変えるには、ボタンを選択し、ブロックツールバーの「ドラッグ」でドラッグするか、右と左の矢印をクリックして移動します。
バリエーションへの変換
複数のボタンを縦に並ばせたいときは、ボタンブロック全体を選択し、右メニューバーの「バリエーションへの変換」で「縦」を選びましょう。
ファイルブロック
PDFやZIPなどを、ユーザーがダウンロードできるボタンをつけたいときは、「ボタン」ブロックでも良いでしょう。ですがもう一つ、ピッタリのブロックがあります。「ファイル」ブロックです。
ファイルのアップロード・選択
ユーザーにダウンロードしてほしいファイルを、アップロードもしくはメディアライブラリから選択します。
画像と同じく、ファイルをドラッグしてドロップするだけでもOKです。
アップロード時の注意点
アップロードの際に注意すべきなのは、アップ容量には限度があることです。
「メディアライブラリ」から「ファイルをアップロード」タブを選択してみてください。
ここにある「最大アップロードサイズ」容量以上のファイルはアップできません。エラーになります。もちろん、画像ファイルも例外ではありません。
サーバーの設定によって、制限は異なります。最大アップロードサイズ容量は、必ず確認しておきましょう。
もし、ファイル容量が大きくこれ以上削減できない場合は、「ファイル」ブロックは使えません。
別の方法でサーバーにアップロードし、「ボタン」ブロックで該当ファイルのリンクを貼るのが良いでしょう。
ファイル名が日本語の場合
アップロードもしくは選択できたら、ファイル名(タイトル)がそのままリンクテキストに表記されます。
しかし、日本語名のファイルをアップすると、よくわからない英数字になってしまいます。
これはWordPressの仕様です。日本語でつけられたすべてのファイル名は、このような形に変換して保存されます。
このリンク文言は変更できるため、わかりやすいものに変えておきましょう。文字装飾も可能です。
ファイルブロックの配置変更
配置も左、中央、右寄せに変えられます。
置換
WordPressへアップ済みのファイルに差し替えるなら「メディアライブラリを開く」を、新しい画像をアップロードするなら「アップロード」を選択します。
URLをコピー
アップしたファイルのURLをコピーできます。
別のタブでURLをペーストして開くことで、きちんとファイルがアップされているか確認できます。
右メニューバーでの編集
右メニューバーを確認していきましょう。
テキストリンク設定
- リンク先
リンクテキストのリンク先を設定します。 - 新しいタブで開く
通常のリンクと同様、新しいタブでリンクを開きます。
- メディアファイル
アップしたファイル単体を開きます。 - 添付ファイルのページ
ファイル説明のページに移動します。
ダウンロードボタンを表示
「メディアファイル」にリンクしているダウンロードボタンの表示/非表示を設定します。
オンにすると、リンクテキストの右に表示されます。
ダウンロードボタンのリンク先は「メディアファイル」です。
リンクテキストのリンク先を「添付ファイルのページ」に設定しても、ダウンロードボタンは変わらず「メディアファイル」のままです。
ダウンロードボタンを表示するなら、ボタンのデザインを調整したいところです。
が、2021年8月現在のGutenbergエディタでは、テキストの編集や装飾はできても、ボタンの色や形の調整はできません。
細かいデザインの設定がしたいなら、「ボタン」ブロックの方が良いでしょう。
以上、リンクボタンの挿入方法を解説しました。
その他のブロックについての解説は、WordPressレクチャーからご覧ください。